2004年11月10日

転職業界で破竹の勢いで成長を遂げる、エン・ジャパンが新宿のオフィスに取材に来た。

うちの会社のエンジニアにオープンポストがあるため、彼らのWebサイトに掲載することを依頼したのである。

普通、転職エージェントといえば、企業から無料で仲介を引き受け、実際にその会社に入社させる事に成功した場合にのみ、成功報酬で本人の年収のおよそ3割を、仲介料として会社側が支払うのが一般的と聞いている。

しかし世はインターネット時代、転職者のほとんどはWebを使って(時には会社で(笑))活動をするのが一般的になっている。彼らは、Web上に彼らの取材したありのままの会社の姿を一定期間掲載することに対して、対価を徴収している。金額を明らかにするのは控えるが、極めてリーズナブルであると感じた。つまり、そのWebを見て何人の転職者が入社しても、新たな仲介手数料は一切発生しないということである。


取材方法も、非常にフランクであった。オフィスマネージャーとの打ち合わせの後、技術マネージャーと、新人代表としてMasaGon(入社1年目)が個別に取材を受ける。

会社の宣伝ということもあるので、あまりおかしなことは言えないだろうが、会社の体質などいくら隠し立てしても、行って見ればすぐわかるものなのだから、全て本音ベースで伝えたつもりである。嘘で固めた情報を元に、それを期待して、これまた嘘で固めたような候補者が入社して来ても会社にとって何のメリットもないからである。

正直発展途上のベンチャーなので、内部的にはいろいろある。しかし、外資ベンチャーにはそれを何十倍も上回るメリットがある。それを承知の上で来てくれる人の方が、恐らくお互いにハッピーになれるだろう。そう伝えたのである。

福利厚生やら、退職金やら、定年までの安定した雇用など、この会社ではあり得ない。いや、もしかしたらあるかもしれないが、MasaGonはそんなものははなっから期待していない。面接時には、「将来独立起業しますから、それまでよろしくお願いします」とはっきり伝えたし、それを承知の上で「有難いことに」採用して頂けた。そんな会社なのである。

そんな話をしていたら、担当者の馬場さんも共感してくれて、うちもベンチャーなので良く分かります、とのこと。最近エン・ジャパンが転職市場をリードしているという話は聞いていた。早速興味を持ったMasaGonは、具体的にどういう会社なのか調べてみた。

会社設立は2000年1月。そのわずか一年半後の2001年6月にナスダックジャパン(現ヘラクレス)への上場を果たしている。その後も順調に業績を伸ばし、2003年期は45億円近い売上を計上している(IR情報ハイライト)。株価もうなぎのぼりである(ヘラクレス株価チャート)。

MasaGonは以前に2度の転職を経験しているので、それぞれの転職エージェントのカラーは多少は分かっているつもりなのであるが、エン・ジャパンの場合は、特にITの使い方がうまいと思っている。元々、インターネットにおける転職情報サイトから出発しているということなので、当然のことなのかもしれない。

取材時には担当者が一人で来て、取材した後、会社内のようすをくまなくデジカメで撮影していく。最後に15秒程の動画も撮影していく。たいそうな取材陣もいなければ、カメラマンもいない。極めてローコスト体質である。エン・ジャパンのサイトを見ていただくと分かるが、それらはいかにも「素人」っぽい。それが逆に包み隠さずオープンな会社の雰囲気を醸し出し、現代の転職世代(20代〜30代)に受けているのではないだろうか。

私の経験上、大企業ほど実際は見られたって大したことないものまで、逐一隠したがる傾向にある。しかしこれからの時代は「オープンの時代」だと思っている。個人情報は秘匿義務があるが、会社は必要外のものはオープンにするべきだと思う。以前の記事(MasaGon日記|実践 本物の経営)の中でも述べたが、船井幸雄氏は「秘密から開けっ放しへ」を「宇宙の理」の一つとして挙げている。

もし貴方が転職候補者ならば、そのエージェントが相手の会社の方を向いているのか、転職者の方を向いているのか、よく考えるべきであると思う。その辺、越智氏のインタビューはMasaGonの価値観と共有するものが多い。

恐らくいないとは思うが、この記事を見てうちの会社に興味を持たれた方(あるいはMasaGonと一緒に仕事したいという方(笑))は、エン・ジャパンに行く前にMasaGonにご一報いただきたい。会社から、高級HDDカーナビが買える位の紹介料のシステムがあるので。(つい先日カーナビ壊れちゃったのだ...(涙))

ちなみに、エン・ジャパンのページには今月19日(金)から5週間掲載される予定である。恐らくMasaGonの露出度はそれほど高くないと思われるが、カナダの国旗のトレーナーを着てデバッグ作業を行っている写真があれば、それは多分MasaGonである(笑)ので是非一度ご覧あれ。

♪この記事で「元気」が出たらここをクリック!
<↑Blog Rankingへの投票です。1日1クリックのご協力をお願いします。>







(23:31)

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔