MasaGonは不勉強ながら、本書を読むまで、佐藤富雄氏という方を存じ上げなかった。
しかし、いろいろ調べてみると、多くの本を書いていて、「口ぐせ博士」として有名な方らしい。

御年７２歳にして、スキーにヨットにカーレース、足で動き回り写真を撮り、冒険旅行をし、イヌイットと共に北極グマを狩猟し、クレー射撃をして、ハーレー・ダビットソンを乗り回す彼は最高にカッコいい！（しかもそれぞれの腕前は、半端な趣味レベルではなく、全てプロ級であるそうだ）

告白するが、私はこの本を読んで、生まれて初めて「この人の人生の一部をコピーしたい」と思った、そんな感動的な出会いの本であった。

私があれこれ言う前に、皆さんにもこの感動の一部でも分かち合いたい。そんな思いで、まずはこのページ（ここをクリック）をご紹介したい。このページは、佐藤氏のホームページから無料メールマガジンを登録すると、アドレスを教えてもらえる、佐藤氏の肉声が聞けるページであるのだが、MasaGon日記ファンの皆さんにはいち早く聞いて頂きたいとの思いから、こっそりこちらでお伝えする。

どうだったであろうか。これを聞くだけでも何かエネルギーを得られたのではないだろうか。うきうきした気持ちになれたのではないだろうか。

だって、成功するためには「苦労しろ」と言われたって、気分が乗らないけど、成功するためには「もっと遊べ」って言われたら楽しくて仕方ないのではないだろうか。「それで本当に成功できるの？」という声が聞こえてきそうであるが、当の著者本人がまさしく結果を出しているというのは、紛れもない事実である。

私は、３年ぐらい前からであろうか、何とはなしにではあるが「今の時代に結果を出す人は子供っぽい」という事実に気づいていた。彼らは、自分のしたいことをしたいがままにやり、やりたくないことをやらない。時に「何でそんなことをしなければならないのか」と食って掛かってくる。もう少し若い世代（今の２０代前半）になると、もっとうまく立ち回る。彼らは人の余計なおせっかいなど意に介さなず、やりたい事をやりたいようにやる。

学生の頃は自分が人格者気取りで、そんな子供じみた大人気ない態度を取る周囲の人間を、どことなく軽蔑していたように思う。しかし、そんな「俺様」がどんどん結果を出していく事実を目の当たりにして、私はその考えを改めざるを得ないことに気づいたのである。本書はその気づきを確信に変えてくれた。

ホリエモンも著書「稼ぐが勝ち」の中で、若者は借金をしてでもお金を使えと述べている。本書を読んで、なるほどそういうことかと納得した。世間では彼（ホリエモン）のことを「子供じみている」と批判する人も多いが、「子供じみている」からこそこれだけの成功を修めた訳で、「大人」を自称する多くの批評家は、夢を実現するどころか、目の前の日銭にすら事欠いているのが現実であろう。

今の日本に、本気で宇宙旅行を実現させようとしている経営者が一体何人いるだろうか。（社長日記｜ロンドン to 仙台）（Livedoor X Prizeプロジェクト）

神田昌典氏なども、楽しんで感動して物事を進めるメリットを書いているが、それがなぜ結果をもたらすかについては、「なぜだか分からないが...」と書いていたと思う。佐藤氏は本書の中で、脳科学の専門家の立場から、「ベータエンドルフィン」という脳内ホルモンと、「ネオテニー」という幼児的特長の２つのキーワードを用いて明快にこの理由を説明している。そして、自らがその理論の実践者であり、成功者である。しかも３０代以降からの実践者である。

近年「ネオテニーが保存され、発揮されれば、人は一生を通じて若々しい生物になるだろう」との説が発表され、最新の人間進化論として世界の注目を集めているそうである。私は、「好きなことをして、自分の生きたい人生を送っている人は、若々しい」と思っていたから、まさにこの理論には我が意を得たりという気分であった。佐藤氏のホームページには彼の写真があるが、どう見ても７２歳には見えない。

本書は、MasaGon日記を書き始めて以来の最高のヒットである。MasaGon日記ファンの皆さんも、是非購入して読んでみる事をお勧めする。もし読んでみて、役に立たなければMasaGonが定価で買い取らせて頂く。

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【斎藤一人語録１０】（「斎藤一人の百戦百勝」 小俣貫太著 ISBN4-492-04188-5 より引用）
良い言葉を１０００回言うと自分が変わる