2004年10月14日

近鉄バッファローズの買収劇にからみ、「ライブドア」「楽天」の戦いがいよいよ大詰めをむかえてきた。

その折も折、ホリエモンからこんな本が出版された。


プロ野球買います!―ボクが500億円稼いだワケ

MasaGon日記ファンの皆さんも興味があることだろう。ご紹介させていただきたい。


これまでの3部作(100億稼ぐ仕事術稼ぐが勝ち儲かる会社の作り方)にも劣らず、実に「痛快」という他ない一冊である。(しかも、ベストタイミングで出版してくるのもお見事!)

MasaGonは小さい頃から父の影響もあってか、時代劇を見ることが多かった。特に「水戸黄門」は毎日のように見ていた記憶がある。越後屋と悪代官が悪巧みをして、町人をいじめる。だけど、必ず16時44分(って再放送の方見てたのね)になると「ひかえおろ〜!」ってのが始まる。悪事は必ず露見して、最後に正義が勝つ「勧善懲悪」の世界である。この瞬間は本当に胸のすく思いがしたものである。

本書を読めば、この「ひかえおろー〜!」の時のあのすっきりとした感覚が味わえる。良い悪いはともかく、ホリエモンライブドア社長、堀江貴文氏)は今回の近鉄買収劇の舞台裏について、そのほとんどを「暴露」しているといっても過言ではないだろう。

「老人が牛耳るプロ野球は、日本経済の縮図だ!」まさにその通りである。良くぞ言ってくれたぞホリエモン!


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私は、「そうは言っても...」とか「現実問題として...」という言葉が嫌いである。今の日本の社会には、このような言葉が幅を利かせすぎてはいないだろうか。似たような言葉には、「清流に魚は住めず」、「嘘も方便」、「政治には金がかかる」、「前例が無い」、「これが日本の商習慣だ」、「失敗したら誰が責任をとるんだ」等など、数え上げたらきりがない。

私もサラリーマンをやっている以上、このような言葉を使わざるを得ない状況があることは認める。しかし、これを多用しなければならない会社というのは、恐らく経営者がそういうマインドである事の現れであろう。そうやって育てられてきた経営者にとっては、それが当たり前の感覚になっているのかも知れないが、現代の若者にとってこれはとてつもないストレスである。これではますます世の中にフリーターが増えてしまう。

私が独立する際には、社内でこのような言葉を禁止したいと思っている。意見の相違は、建設的に議論して解決をすればよい。安易な妥協はしない。年齢は関係ない。正しいものは正しいのだ。

第1章「近鉄買収劇の舞台裏」での暴露の後では、第2章「プロ野球をどう活性化するか」で、数え切れないほどのアイデアを書きなぐっている。もちろんその全てが実現するかどうかはわからないが、これが実に面白いアイデアの連続なのである。夢もある。

その中には、オンデマンドによるインタラクティブ(双方向)なインターネット中継をはじめ、ブログを活用した選手とのコミュニケーションや、スタジアム内通貨、勝ったらクーポン、サポーターズ・クラブ、球場まるごと居酒屋化、お気に入り選手の活躍動画の携帯配信、各種顧客情報のデータベース化とそれを有効に活用したマーケティング、祝勝会へのファンの招待など、どれ一つとして現在のプロ野球には取り入れられていない、素晴らしいアイデアばかりである。こういうアイデアは、若い感覚がなければ絶対に出てこない。

MasaGonは今まで、さして野球には興味が無かったが、これほどイベント性に富んだ企画をやられたら、絶対に行きたくなってしまうことは請け合いである。球場をディズニーランドにしてしまえば良いわけである。インターネットを活用すれば無限の可能性が広がる。

収入面ばかりではなく、支出面からも、選手へのストックオプションの導入、基本給と成果報酬の分離などがしっかり考えられており、ゆくゆくは球団の株式上場、ファンの株主化による経営の安定性の確保も視野に入れられている。球団の共存共栄、プロ野球全体の繁栄についても明確なビジョンを持っている。

その後の第3章、第4章は、おそらく一般の人には見えにくい、ライブドアの収益源や会社の概要などについて触れられており、最後の第5章で、ホリエモンの成功哲学が書かれている。シンプルであるが、非常に分かりやすい構成である。


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本日、第2回目のNPBによるヒアリングが行われたようであるが、「公共財としてふさわしい企業、球団か」という審査項目から、アダルトサイトを問題視する指摘が相次いだそうである。彼らは本当にインターネットというものを分かっているのだろうか。

アダルトサイトや無修正画像などは、検索エンジンで検索すれば腐るほど出てくる。それら全てに対して、青少年健全育成のための対策がなされているかといえば、ノーだ。世界中に国境が無いネットの性質を考えれば、それを完全に取り除くことなど「絶対に」不可能だ。

ライブドアにそれが際立って見えるのは、彼らが「ブログ」をポータルの前面に出しているからだ。今までだって個人のサイトで「アダルト」を扱うことは可能であったが、ホームページを作るのには多少のスキルが必要で、それが障壁となっていただけである。

「ブログ」は本当に、文章が書けてデジカメ(携帯で充分)さえ持っていれば、「誰でも」簡単に作れる。それが今インターネットの世界に大革命を起こしていると同時に、無修正画像などの問題を引き起こしているという事なのである。これをもって「ライブドア」を一方的に責めるのはアンフェアーではないだろうか。NPBによる恣意的な意図を感じる。

「楽天」の三木谷氏は、自社のアダルトサイトの扱いについて、「青少年はアクセスできないようになっている」と答えたそうだが、これは絶対に嘘だ。試しに、ここ大人のブックス)にアクセスしてみて頂きたい。

ホリエモンの言うように、「見つけたら削除しているが、完全に対応するのはシステムとして無理」という説明の方が、よほど現実に即したものである。また、法人によるショップが主体の「楽天」と、個人によるブログが主体の「ライブドア」ではそもそも比較の対象にならない。

ホリエモンは、テレビや新聞などのメディアから、インターネットメディアへのパラダイム転換を大目標に掲げているのであるから、恐らく全ての既存メディアにとって、彼は目の上のたんこぶなのであろう。読売新聞の記事を読んでいただければ、その明らかなアンフェアさが見て取れるであろう。(この辺りの考察については、MasaGon日記|メディアの大革命で触れた。)

しかし、この流れは絶対に止められない時流なのである。だから私は声を大にして言いたい。
「ホリエモンを応援しよう!」

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【斎藤一人語録8】(「斎藤一人の百戦百勝」 小俣貫太著 ISBN4-492-04188-5 より引用)
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(23:13)

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