2004年09月25日

本日は以前の記事で紹介したピザーラでおなじみのフォーシーズ社長、浅野秀則氏の「ピザーラ」成功の方程式を紹介する。


ピザーラ成功の方程式


本書は2001年9月に出版されたもので、既にAmazonでは新品で購入することは出来なかった。しかし、Amazonにはマーケットプレースというユーザー同士で中古の書籍(実は書籍に限らないのだが)を売買するシステムがあって、今回はこのシステムで購入、発注の次の日には自宅に届いた。しかも価格はおよそ定価の1/3で状態も悪くない。再販制度の意義を改めて考えさせられる。

さて、本書の冒頭でも述べられているが、ピザーラドミノピザピザハットとは異なり、純粋な日本企業である。浅野社長が1986年に映画「E.T.」を見ている時に、子供たちがおいしそうにデリバリーのピザを食べているのに感銘を受け、このビジネスを思い立ったという。

余談であるが、宅急便でおなじみのヤマト運輸の小倉昌男氏は、ニューヨーク、マンハッタンの四つ角に四台のUPS(米国の郵便局)のトラックが止まっている光景を見て、日本による宅配便の可能性を直感したそうである(「お金と英語の非常識な関係(上)−神田昌典」より)。世の中、どこにビジネスのヒントが転がっているかわからないものである。


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本書を読み終えた時の第一印象は、私がこれまでに読んだどの成功者の書籍よりも、自分の価値観に近いということである。たいていはどんなに素晴らしい主張でも、1つや2つは「それはちょっと違うかも」と思えるところがあるものであるが、浅野氏の主張は何もかもが「その通り、よく言ってくれた」と思わせてくれた。

浅野氏はビジネスに労力をつぎ込むのは当然のこととして、それ以外の「遊び」を非常に大切にしている。バンドもやればクルージングにも行く、遊びは脳みそを枯渇させないための「人間にとってのバネであり油である」とも述べている。また従業員にも「仕事だけの人には魅力的な人はいない」と言い、「遊ぶ」事を積極的に推奨しているそうだ。(浅野氏プロデュースCDの話は以前の記事(MasaGon日記|ピザーラでCD?)の中で紹介した。)

浅野氏はまた、積極的に若い人とかかわることを大切なことと考えているが、MasaGonも無類の若者好きであることは周囲では有名である。私と同年代(まだ31なんだけど...)の人たちの中にも、「最近の若い人は」などと年寄りみたいな事を言っている人がたくさんいるが、私から言わせれば実際に壁を作っているのは上の人間である。「部下が言うことを聞いてくれない」のは100%上司の能力不足であり、常に厳しい部下の目にさらされて自分を磨くのは上司の責任であろう。

浅野氏は、このことについて以下のように述べている。

「この人は人間的にも素晴らしい。自分も将来、こうなりたいものだ」そこまでいけば、部下は黙っていても働いてくれます。褒め方、叱り方次第では、百二十パーセントの力を出させるのも不可能ではありません。しかし、「じゃあ尊敬って何?」「人間的な魅力って、どうすれば高めることが出来るの?」となると、結構難しい部分があります。それにはまず、人間としてイキイキとして、仕事に燃えていること。仕事以外の趣味を持っていること。もちろん仕事だってバリバリできること。要するに、公私ともに自分が磨かれていること。


まさにその通り!良くぞ言ってくれました!

本書の中にも触れられているが、ピザーラではその日シフトが入っていないアルバイトの人も、ちょくちょく店に顔を出して様子を見に来てくれていて(MasaGonは学生時代ピザーラでデリバリーをやっていた)、時には「暇だから」と店長に断ってボランティアでビラ配りをしてくれる事もあった。よくみんなでスキーに行く話などもしていたし、急がしそうであれば、メイキング(ピザを作る仕事)がデリバリーに移ったり、またその逆も自分たちの判断で有機的に動いていた。

今思えば、浅野社長の若者を大切にするこのような考えが、末端の店舗まで行き渡っていたという証拠であろう。
次にピザを頼むときも、恐らくピザーラを選ぶ事になるであろう。

【斎藤一人語録3】(「斎藤一人の百戦百勝」 小俣貫太著 ISBN4-492-04188-5 より引用)
偉い人とは威張らない人という意味


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(13:33)

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この記事へのコメント

1. Posted by fantasy   2004年09月27日 22:15
MasaGonさん

お久しぶりです。
Fantasyです(苦笑。

いつもながら、盛りだくさんな内容を楽しませて頂いております。

また、LINKを頂き有難う御座います。

「ピザーラ」成功の方程式を拝見させて頂き、たまたま今週末に思い出して見た1995年のアメリカの映画「フェアゲーム」を連想しましたので、コメント致しました。

シンディー・クロフォードはいい女ですねぇ。
今、どうしているんでしょうか?
下世話な話で恐縮です(苦笑。

それでは、また。
2. Posted by MasaGon   2004年10月01日 08:37
>Fantasyさん、

お久しぶりです。
いつもMasaGon日記の応援ありがとうございます。

LINKの件、こちらこそです。

「フェアゲーム」ですか。うーん勉強不足で知りませんでした。
早速DVDを借りてみます。

また、ちょくちょく遊びに来てください!
3. Posted by r@y   2004年10月08日 04:54
MASAGONさん

はじめましてR@Yと申します
私も9/中からBLOG作成し始めて先日ブログランキングのほうへ登録したばかりの新参者です。ビジネス自体には非常に興味ありますが、BLOGの内容はビジネスと全く関係ありませんが、よろしかったらどうぞ

せっかくランキングに登録したので下のほうから見ていこうと思い、このHPに出会ったわけです。

で、何を隠そう私も学生時代(8,9年前の大学生のとき)「ピザーラ」でデリバっていました。当時は何気なくバイトしていましたが、今考えると店長含めなかなかシステマチックに会社ができていたと思います。

現在はちょっと本を手に入れるのが大変なので、帰国したら改めて読んで見たいと思います。

あと、ソーシャルネットワーキングですが私は先日「mixi」に入会しました。「GREE」のほうはどうですか?

HPのほうはちょくちょく寄らせていただきますので
それではまた
4. Posted by MasaGon   2004年10月09日 22:59
>R@Yさん、

ようこそ、MasaGon日記へ。

ブログ拝見しました。Chicagoにお住まいなのですね。Chicagoは私が初めて海外に降りた思い出の地です。英語もろくに喋れないくせに、無謀にも宿も取らずに一人で降り立ち、数々の失敗談を作り上げた街です。

今にも壊れそうにミシミシいいながら走っていた高架電車はまだご存命でしょうか?(笑)

しかし、r@yさんとはお会いしたことは無いのに、なぜか非常に近しい感覚がするのはなぜでしょうね。共通点がいろいろあるからでしょうか。

Greeよろしければご紹介させていただきます。
MasaGon@MasaGon.jpまでご連絡下さい。

これからもMasaGon日記をよろしくお願いします。
5. Posted by R@Y   2004年10月11日 06:24
内容の薄いBLOGですが訪問感謝します
自分の場合は仕事、専門に全く関係のない話でBLOGを構成していますが

そうなんです、現在シカゴなんですがMASAGONさんは何故シカゴに?私の印象としては町には日本人は少なく、その日本人は訳有りで来ている人が多い?!というような勝手な印象があります!高架電車=Lは健在ですよ!ちなみにあの電車自体はスパイダーマン2で使われたそうです(町並みは全部NYでしたが)

>しかし、r@yさんとはお会いしたことは無いのに、なぜか非常に近しい感覚がするのはなぜでしょうね。共通点がいろいろあるからでしょうか。
本日PROFILE再確認したら、半導体エンジニア!!!!?
私の本職はカーナビハードウェアデザイナー(某トヨタ系)です。もしかしたらMASAGONさん設計のIC使っていたりして・・・。

ほんとに親近感を覚えますね!自分も将来企業はしたいのでいろいろ参考にさせていただきます。

日記は頻繁については頻繁に訪れると思いますのでよろしくお願いします

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