2004年09月09日

今まで知識としてブログというものを捉えてきたが、実際に自分で書いて見ると(高々2、3日の経験ではあるが)、なぜこれほどブログが大流行するのか分かる気がする。


何が楽しいかって、自分の書いた文章を眺めて悦に浸っている自分がいとおしいのである。(←俺ってナル?)

勤務時間中にコメントが付いていないかこっそりとチェックするのもスリリングで病み付きになる。今後会社には知られたくない、あんなことやこんなことも書こうかと思っているから、「それ何?」って同僚に言われないよう、どきどきしながら見るのがまた格別である(笑)。

そうやって何度も自分の文章を読み直すことの効用はそれだけではない。もちろん思ったことを文章にして公開すれば、文章力、表現力、説得力を磨くという直接的な効果が得られるのは当然だが、それと同時に自分を客観的に見ることが出来るようになる。

私は昨日の書評で道幸氏の「加速成功」を紹介し、一昨日の書評で堀江氏の「稼ぐが勝ち」を紹介した。この2つの書評の文体に微妙な違いが出ていることに気が付いた人はどの程度いるだろう?本人ですら何度も読んでいるうちに気づいた微妙な違いだから、ましてや他人には分かりにくいかもしれない。

前者のときは「平静を装いつつもありあまるパワーを隠し切れない」という感じで、後者では「客観に徹している」という風体だ。

この違いはどこから生まれたかといえば、書いたときのInternalな感情の違いから生まれたのだと思う(決してどちらかが酔っ払って書いたからという訳ではない)。その違いはその日に読んだ本の違いであると思っている。

ほりえもんの本を読んだ後には、よくまぁ恥ずかしげもなく「いつかアンタを越えてやる!」なんて書いたもんだと我ながら思うが、これが「稼ぐが勝ち」のパワーだと思う。

正直「稼ぐが勝ち」には単純にAgreeしがたい彼独特の独断が含まれているが、私は知らず知らずのうちにそれに闘志を燃やし、絶対に何かを成し遂げてやるという大きなパワーをを得ていたのだ。こういうのは理屈の問題ではなく感情の問題なのだが、これが彼の会社が急成長している一つの要因かもしれないなどと思ったりもしている。

人はわくわくして感情的に高ぶっているときこそ普段成し遂げることが出来ない高い能力を発揮できると信じている。だから心の安定を保ちつつも、時にはそれをちょこっと揺らがせてくれるこんな刺激も私には必要だ。

もっとも、この2人の比較自体何の意味も持たない事は言うまでもない。たまたま私がAmazonでこの2冊を同時に購入し、たまたま2人が私の同世代であったというだけである。(本人たちも迷惑しているだろう)

前者は現役の経営者であり、後者はコンサルタントである。映画・演劇で言うなら主役と監督、オリンピックで言うならば選手とコーチであり、自ずと求められる素質も大きく異なると思う。(その両方が成功のためには必須であると思うが)

経営者に自信を持たせなければならないコンサルがいつもトゲトゲしていてクライアントとバチバチやっているというのは考えモノであろう。







(04:04)

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