2005年04月02日

4月1日というのは、元旦にもまして気持ちがリフレッシュされるような気がするのはMasaGonだけではないだろう。

特に新入学生や新社会人にとっては、それはそれは晴れがましい気持ちに違いないだろうと思っていたのだが、通勤途中、至るところで不思議な光景を目にしてしまった。

入社式や研修に向うリクルートスーツに身を包まれた、私よりもはるかに若いであろう新社会人の集団に笑顔がないのである。緊張のゆえのこわばった表情ではない。どことなく疲労を感じさせる負のエネルギーを強烈に出しているのである。

たまたまある集団だけだったのではない。新社会人と思しき集団のほぼ全てから活気が感じられなかったのである。胸のバッチから推測するに某有名大手メーカーの社員である。

その負のエネルギーがゆえに、彼らは私から見て、私よりも老けて感じるのである。にわかには信じがたい状況である。


私が7年前にNECに入社した時はどんな感じだっただろうと考えた。彼らのようでなかった事を望みたいが、そうだったのかも知れない。(自分の事はなかなか客観視できないものであるから)

就職活動に疲れきっているのだろうか、それとも社会人とは容易に歯を見せるものではなく、会議は仏頂面で笑顔も無く粛々と進めるものであると教わっているのであろうか。それとも、自由が失われる事への無言の抵抗であろうか。

その実は分からないが、彼らには、明るい未来が待っていると、素直に夢を求める気持ちを妨げる要素は世の中に多い。

このエコの時代に、大企業はものすごいエネルギーの無駄遣いをしているのではないだろうか。本来若者は誰でも持っているはずの、内に秘められたエナジー。どんなに採掘しても決して尽きる事のない究極のエコ資源。それをわざわざ圧力をかけて押し込めてしまっているのではないだろうか。

本日の観察を通じて思った。MasaGonはエコ企業を立ち上げる。各人の潜在能力を最大効率で引き出し、それをフィードバックしてリサイクルするのである。これこそ表面上の労働者の権利云々という議論を超越した、究極のエコ企業ではないだろうか。






(01:49)

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この記事へのコメント

1. Posted by ふじの   2005年04月02日 13:27
ども。新社会人っす。
いや、案外希望持ってたりするんすけどねー。
究極のエコ企業、楽しみにしてます。
2. Posted by MasaGon   2005年04月02日 13:56
>ふじの君

就職おめでとうです!元気そうでなにより。
もちろん、希望を持っている人はたくさんいると思うんですよ。
そういう人がいっぱいの世の中になれば良いなぁって思うんですよね。

でも、一般論として、年齢が進むにつれて笑顔が少なくなるのって何でなんでしょう。子供はよく泣くけど、満面の笑顔を浮かべている事が多いですよね。高校生ぐらいも男女とも良い意味で「キャピキャピ」してるんですが、これがだんだん年齢が進んで、おじさん世代になると、酔っ払った時のでれでれの笑顔しか見出せないのは何だか悲しいですよね。

子供が電車の中でちょっと騒いだりすると、親が「し〜、静かにしなさい。迷惑がかかるから」ってやるでしょ。ああいうの良くないと思うんですよ、個人的には。みんな他人との関わりの中で生きているんだから、結局生きている事自体、周りに迷惑かけていると思うんですよ。そんなのお互い様じゃないですか。

まぁ、ある意味仕方ない部分はあるとは思うんですけどね。日本は物理的に空間が限られているから。この物理的空間って人が育つ過程にものすごく重要な役割を持っているんだと思います。

家でラッパ吹けるかどうか、これって重要ですよ。(笑)

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