2004年12月01日

43b0ad57.jpgついに師走である。MasaGonの勤める会社のビルのロビーには巨大なクリスマスツリーが出現し、季節感を演出している。

MasaGonは毎年この時期になると、なんとなぁ〜く感慨深げな気持ちになってくる。そんな訳で、本日は久しぶりのコラム仕立てで行ってみようと思う。



以前の記事(MasaGon日記|ライブ報告(工大祭))でちょっとご紹介した、MasaGon日記を始める原動力ともなった、島日記が10ヶ月ぶりに復活したようである。その中で面白い記事を見つけたのでご紹介しよう。

島日記|だいしんさい?

10月23日に発生した「新潟県中越地震」の呼称を「新潟県中越大震災」と呼ぶように、県が国に要請したという記事に対して「何かおかしいんでないの?」というコメントである。恐らく、オリジナルのニュースソースはこちらであろう。

実は、MasaGonもこの記事を見たとき、何か腑に落ちないものがあったのであるが、島日記を読んで、一体あの時何が腑に落ちなかったのだろうと考えてみた。

「予算の少ない県では被災者対策が満足に出来ないから、国の支援が必要である。そのためには被害の甚大さを認知してもらう必要がある。」という意見はもっともである。しかし被害の甚大さを認知してもらい、手厚い援助を引き出すためには、国に「大震災」と呼んでもらわなければならないのであろうか。

分かりやすくするため、逆を考えてみよう。国が「大震災」と呼ぶことを決めれば、それを以って被害の甚大さが認知され、手厚い援助を受けられるのであろうか。もしこれが真だとするならば、「国」って一体「ナニサマ」なのであろうか。県はそこまで「国」のご機嫌取りをしなければならない存在なのであろうか。つまり、この記事一つ取ってみても、根底に地方分権の歪が内在していることが伺える。

MasaGonは昔から人に媚びへつらう事が最も嫌いである。「国」がそんな調子ならば、さっさと見切りをつけて自らの力で援助を勝ち取る事を考えてみてはいかがであろう。(先日の記事(MasaGon日記|Good Luck)にも繋がる)

そのためには、まず自らが「大震災」と呼んでマスコミに大いにアピールすることは一つの有効な手段であろう。しかし、それだけでは弱すぎる。MasaGonが知事なら以下のようなストーリを考えるかもしれない。

まず、震災の被害状況を膨大な写真や、動画を交えて詳細に説明し、支援を訴えるWebサイトを大急ぎで公費で作成する。そして、YahooやMSNなどの主要なポータルサイト等に、全国の国民に寄付を訴える広告を大々的に打つのである。広告費は公費から出しても良いと思うが、事態が事態だけにポータルサイトや広告代理店も、企業の社会的責任として相当のディスカウント、あるいは無料奉仕だって相談に乗ってくれるのではないだろうか。

そして、ITを利用してクレジット決済で個人マネーを迅速に集めるのである。「電話で3分間アイドルの声を聞いて100円」などと悠長な事をやっていてはいけない。寄付することを当然の社会的責任と考える富裕層をターゲットとするのである。彼らは時間はないがキャッシュはある。例えば一口一万円とすれば、100口ぐらいはポンと出してくる個人は今の日本にはたくさん隠れているのではないだろうか。ネット上で大々的にボランティアを募集するのも良いと思う。それならキャッシュは無いが時間はある人も参加できる。

ただし、決して営利が絡む企業マネーからは受け取ってはいけない。善意に基づく個人マネーから、かつ名前や金額の詳細を非公開で譲渡しなければならない。「そんなやり方で資金が集まるのか」と思われる方も多いと思うが、MasaGonは集まると思う。

従来、日本には「寄付」という文化があまり根付いていなかったように思う。欧米には「チップ」という習慣があることからも分かるように、感謝の気持ちや同情の気持ちを「お金」で表すという習慣がある。そして、「儲けたら還元する」というのが彼ら欧米人のごく普通の価値観である。だから「儲ける」事に対して、日本人ほど卑屈にならなくて済むのかもしれない。

ともあれ、日本でも今、不景気を尻目に、急速に富裕層が増えている(この理由については別途考察したい)。彼らの多くは「還元」というパラダイムに理解が深い。あるいは、その富裕層予備軍(一応MasaGonも入っているつもり(笑))にもこのパラダイムが浸透しつつあるように思う。

1円の価値は人によってそれぞれである。決して無理することなく、たくさん寄付できる人はたくさん寄付をしたら良い。たとえ金額が少なくとも、一生懸命貯めた身の丈に合ったお金を寄付するのも尊い行為である。そうやって、無理せず出来る範囲の助け合いの精神を日本でもっと膨らませていけたら、今よりも更にもっとずっと良い国、住みやすい国になるんではないのかなぁ。

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(23:48)

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この記事へのコメント

1. Posted by 島野かずキチ   2004年12月13日 01:38
こんにちは〜。島野です。
4日前くらいには気づいていたので、
早くコメントすればよかったのですが、
今回トラバって頂いてありがとうございます!

あの雑記も
MasaGonさんのように深く大きくとらえていたわけではなかったのですが、
こうして読ませていただくと、
あのときの違和感の根、というか、系譜みたいなものがわかった気がします。

ブランクが長くて、なかなか文章のコツが思い出せませんが、
これからもがんばって書いていきたいと思います。

MasaGonさんもぜひがんばってください!(≧▽≦)
2. Posted by MasaGon   2004年12月13日 01:56
>かずキチ君、

コメントありがとう。
こちらこそ良い題材を与えて頂いて感謝しています。さすが目の付け所が違うと言うか...

世間の多くの人が当たり前と思って見過ごしてしまうような事も、ふと立ち止まって考えて見ると「どうもおかしいぞ」って思うことってあると思うんですよ。常に逆転の発想を持つことは重要ですよね。

応援ありがとう。これからもMasaGon日記をごひいきに。
島日記、これからも期待しています。頑張ってください!

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