2004年11月28日
ホリエモンがまた新刊を出したということなので、MasaGon日記ファンの皆さんにもいち早くご報告しようと思う。
今回は、一日5,000通のメールを処理するというホリエモンの、メール処理に特化した仕事術の紹介である。

100億稼ぐ超メール術 1日5000通メールを処理する私のデジタル仕事術
今回は、一日5,000通のメールを処理するというホリエモンの、メール処理に特化した仕事術の紹介である。

100億稼ぐ超メール術 1日5000通メールを処理する私のデジタル仕事術
MasaGon日記ファンの方の中にはご存知の方も多いと思うが、ホリエモンのメール活用術は前書「100億稼ぐ仕事術」(なぜかソフトバンクから出版)の中にも紹介がある。

100億稼ぐ仕事術
本書(超メール術)はその中のメール処理方法について、より詳しく説明した非常に実用的なノウハウ本である。
はっきり言えば、MasaGon的には新しいアイデアは一つも無かったというのが正直なところである。しかし、以前にも多くご紹介しているホリエモンの著書と同様に、本書を読んで胸のすく思いがしたのである。つまり、世の中では、当たり前の事が、当たり前の事と認識されていないという事実に風穴を開けてくれそうな一冊なのである。
電子メールは電話やFAXなどに比べて比較的新しいメディアである。恐らく電話が生まれた時もそうだったのであろうが、物事の草創期には、これを有効に活用しようとする試みが、新し物好きの人たちの中からいろいろなアイデアとして立ち上がってくる。しかし、その時には、新しいメディアへの移行を恐れる勢力から必ず反発を食らうことになる。そして、そのようなアイデアは何年か後にして見直され、さも以前から当然の事であったかのように普及していく。
MasaGonは以前、以下のような話を「笑い話」として聞いたことがある。
「うちの課長ったら、隣に席にいる俺にメールで業務連絡して来るんだもの参っちゃうよなぁ。」
感情的に考えれば、「そんなもん直接口で言えば済む問題だろう」という気持ちも分からないでもない。しかし場合によってはメールの方がよっぽど便利な場合もある。ちょっと考えただけでも、以下のようなメリットが思い浮かぶ。
まだまだいろいろあると思うが、感情論を抜きにして、これだけのメリットを考えてもらいたい。ビジネスは効率が重要であるし、社内のコミュニケーションはお互いが理解さえ出来れば、最低限の労力で仕事を済ませるべきである。
より人間的なコミュニケーションをとりたければ、仕事を効率化して早く終わらせて、同僚や上司、部下と飲みにでも行けば良いだろう。別に飲みに行かなくたって、お互いの空き時間を見計らって、趣味の話やら、子供の話やら、旅行の話やら自由にしたら良いのではないだろうか。何もビジネスとコミュニケーションを物理的に同時にやる必要はないのである。
私はホリエモン流のメール活用術は、このように感情論を排除し、ビジネスの効率化を他の要素と完全に分離することを目的として成功している事例であるように思える。未だに多くのビジネスマンは、「顔を付き合わせて」の会議にこだわる傾向にあるように思える。確かにそれが必要な場合もあるだろうが、ほとんどの会議はメーリングリストをうまく活用すれば、不要であると思う。日本で行われている会議の8割は不要なのではないだろうか。
メーリングリスト(以下ML)はもう相当に枯れた技術であり、誰でも簡単に試すことが出来るはずであるが、会議のML化についてはほとんど実践している会社は無いように思われる。ライブドアでは、随時1000以上の社内MLが稼動しており、プロジェクトの改編にあわせて随時組みなおされるそうである。
また、マネージャー、ディレクター、デザイナー等の職域毎のMLと、プロジェクトごとのMLがマトリックス状に組まれており、必要な連絡が必要なメンバーで素早く共有できるシステムが構築されているそうである。そしてホリエモンはそのほとんどに目を通して、プロジェクトの概要を把握しているわけである。
このようなアイデアは、MLが普及し始めてきた時点から誰もが一度は思い描いた姿ではないだろうか。しかし、それがなかなか現実化されないのはなぜだろう。思うに新しい技術に対する、無意識の恐怖なのではないだろうか。ITに支配される恐怖、機械に縛られる恐怖。
しかしMasaGonは、これらの技術は決して人間を支配することは出来ないと思っている。人間が人間らしく生きるために、人間らしくない(創造的ではない)仕事を機械にやらせ、人間はより豊かな活動に時間を費やす、そのために機械(IT)があるのだと思う。
だから、人間が楽をして、かつもっとずっとクリエイティブで生産的な活動を行うために、積極的にメールのようなツールを使ったらよいのではないかと思う。そのためのアイデアが、本書にはぎっしり詰まっている。
【斎藤一人語録19】(「斎藤一人の百戦百勝」 小俣貫太著 ISBN4-492-04188-5 より引用)
仕事を10倍簡単にすれば、収入は10倍増える

100億稼ぐ仕事術
本書(超メール術)はその中のメール処理方法について、より詳しく説明した非常に実用的なノウハウ本である。
はっきり言えば、MasaGon的には新しいアイデアは一つも無かったというのが正直なところである。しかし、以前にも多くご紹介しているホリエモンの著書と同様に、本書を読んで胸のすく思いがしたのである。つまり、世の中では、当たり前の事が、当たり前の事と認識されていないという事実に風穴を開けてくれそうな一冊なのである。
電子メールは電話やFAXなどに比べて比較的新しいメディアである。恐らく電話が生まれた時もそうだったのであろうが、物事の草創期には、これを有効に活用しようとする試みが、新し物好きの人たちの中からいろいろなアイデアとして立ち上がってくる。しかし、その時には、新しいメディアへの移行を恐れる勢力から必ず反発を食らうことになる。そして、そのようなアイデアは何年か後にして見直され、さも以前から当然の事であったかのように普及していく。
MasaGonは以前、以下のような話を「笑い話」として聞いたことがある。
「うちの課長ったら、隣に席にいる俺にメールで業務連絡して来るんだもの参っちゃうよなぁ。」
感情的に考えれば、「そんなもん直接口で言えば済む問題だろう」という気持ちも分からないでもない。しかし場合によってはメールの方がよっぽど便利な場合もある。ちょっと考えただけでも、以下のようなメリットが思い浮かぶ。
- 連絡事項が文書として残り、後で言った言わないの揉め事になる心配が無い。
- メールで書いたことは、「コピー&ペースト」で無限に活用が可能である。つまりWordに貼り付けて報告書を作成したり、Excelで売上を集計することも出来る。
- 発言の日時が秒単位で記録され、時系列でソート(並べ替え)して一覧することが可能である。
- 必要なキーワードでの検索が容易である。
- 相手がノッている時に、その仕事の邪魔をしない。(いつでも好きなタイミングで読める)
- 受信トレイをTo Doリストとして使える。(ホリエモン式)
- 一斉送信を使えば、場を共有しない複数の人に一度の操作で情報を発信できる。
まだまだいろいろあると思うが、感情論を抜きにして、これだけのメリットを考えてもらいたい。ビジネスは効率が重要であるし、社内のコミュニケーションはお互いが理解さえ出来れば、最低限の労力で仕事を済ませるべきである。
より人間的なコミュニケーションをとりたければ、仕事を効率化して早く終わらせて、同僚や上司、部下と飲みにでも行けば良いだろう。別に飲みに行かなくたって、お互いの空き時間を見計らって、趣味の話やら、子供の話やら、旅行の話やら自由にしたら良いのではないだろうか。何もビジネスとコミュニケーションを物理的に同時にやる必要はないのである。
私はホリエモン流のメール活用術は、このように感情論を排除し、ビジネスの効率化を他の要素と完全に分離することを目的として成功している事例であるように思える。未だに多くのビジネスマンは、「顔を付き合わせて」の会議にこだわる傾向にあるように思える。確かにそれが必要な場合もあるだろうが、ほとんどの会議はメーリングリストをうまく活用すれば、不要であると思う。日本で行われている会議の8割は不要なのではないだろうか。
メーリングリスト(以下ML)はもう相当に枯れた技術であり、誰でも簡単に試すことが出来るはずであるが、会議のML化についてはほとんど実践している会社は無いように思われる。ライブドアでは、随時1000以上の社内MLが稼動しており、プロジェクトの改編にあわせて随時組みなおされるそうである。
また、マネージャー、ディレクター、デザイナー等の職域毎のMLと、プロジェクトごとのMLがマトリックス状に組まれており、必要な連絡が必要なメンバーで素早く共有できるシステムが構築されているそうである。そしてホリエモンはそのほとんどに目を通して、プロジェクトの概要を把握しているわけである。
このようなアイデアは、MLが普及し始めてきた時点から誰もが一度は思い描いた姿ではないだろうか。しかし、それがなかなか現実化されないのはなぜだろう。思うに新しい技術に対する、無意識の恐怖なのではないだろうか。ITに支配される恐怖、機械に縛られる恐怖。
しかしMasaGonは、これらの技術は決して人間を支配することは出来ないと思っている。人間が人間らしく生きるために、人間らしくない(創造的ではない)仕事を機械にやらせ、人間はより豊かな活動に時間を費やす、そのために機械(IT)があるのだと思う。
だから、人間が楽をして、かつもっとずっとクリエイティブで生産的な活動を行うために、積極的にメールのようなツールを使ったらよいのではないかと思う。そのためのアイデアが、本書にはぎっしり詰まっている。
【斎藤一人語録19】(「斎藤一人の百戦百勝」 小俣貫太著 ISBN4-492-04188-5 より引用)
仕事を10倍簡単にすれば、収入は10倍増える
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おどろき、びっくり、驚愕。 今日気が付いたのですが、Googleで「ライブドアー」のキーワードで検索すると、なんと とり梅が、1位に出てくるではないでしょうか。 [url=http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&q=%E3%83%A9%E...
2. 100億稼ぐ超メール術 1日5000通メールを処理する私のデジタル仕事術 [ 新刊ビジネス本ブログ(BLOG) ] 2004年12月16日 01:39
100億稼ぐ超メール術 1日5000通メールを処理する私のデジタル仕事術堀江 貴...
3. 堀江さんの革新的なメールの利用法 [ ハムりんの読書 ] 2005年08月20日 21:25
「100億稼ぐ超メール術」 ☆☆☆☆
衆議院議員選挙で、広島6区から立候補するとかで、
また注目されているホリエモンこと堀江さん。
総選挙では、どういう主張がされるか、まだ分かりませんが、
この本を読むと、彼が話す効率化、新しい展開、
という話はど...