2004年11月21日
ホリエモンの社長日記でも触れられていた(社長日記|デパートアフィリエイト好調!)が、Livedoorが市民記者(パブリック・ジャーナリスト)の募集を始めた。(Livedoorニュース|パブリック・ジャーナリスト募集)
8,000円でジャーナリスト研修も受けられる様なので、MasaGonも早速応募してみた。
8,000円でジャーナリスト研修も受けられる様なので、MasaGonも早速応募してみた。
私の記憶が正しければ、ホリエモンはかなり前から市民記者によるニュースの提供をやりたいと言っていたと思う。その根本には、既存のマスコミに対する強い不信感があるように思う。
先日の社長日記では、以下のような意見が書かれていた。(社長日記|デパートでアフィリエイト)
私も同感である。日本人はあまりにもマスコミの情報を信用しすぎているきらいがあるように思う。先進国にせよ、独裁国家にせよ、マスコミは今も昔も少なからず情報操作の道具であることには変わりない。私が言いたいのは、国家権力がうんぬんという話ではない。人がある意図を持って、マス(大衆)に向けて情報を発すれば、その行為自体が「情報操作」に他ならない。即ちMasaGon日記も「情報操作」である。(影響力がいかほどのものかは別として...(笑))
人は誰でも、自分の意見というものを持つ動物であるから、その意見を多くの人間に認めてもらい、受け入れて行動してもらいたいと思うのは当然の欲求であろう。だから「情報操作」自体が問題なのではなく、その「情報操作」を行える媒体が、これまで極めて限られていたという事が問題の本質だったのではないだろうか。
限られた媒体というのは、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ等のいわゆる「マスコミ」と呼ばれている従来の媒体である。日本ではいずれも寡占に近い状態であり、なおかつたいてい系列会社が全てのメディアを持っているから、さぞかし世論のコントロールは容易であったことであろう。
しかし、まず第一にインターネットの出現によりその構造が大きく変わり、そして今年になって「ブロードバンド」と「ブログ」の普及に伴い、その変化の流れは急加速しているように思われる。MasaGonがこうやって好き勝手な主張を発信しているのと、ロイターや共同通信がネット媒体に情報を流しているのには何の違いも無い。確かに読者の数は違うかもしれないが、読む側の立場としては、PCを起動してインターネットブラウザを開き、URLを入力するという操作になんら変わりない。対して、MasaGonがテレビや雑誌で好きな時間に好きなだけ、好き勝手な主張を展開することは不可能である。
質の高い情報も、質の低い情報も含めて膨大な情報がネット上に溢れている。このような情報の氾濫を憂う人もいるようであるが、MasaGonは大歓迎である。母数が大きいからこそ、その中に真に有益な情報が含まれている可能性が高いのである。もちろん多くの情報の中から必要な情報を引き出し、それらの真偽を判断する能力は求められる。しかし、真偽を判断するための材料も膨大にあるのである。そしてそれらの情報はそれぞれ点々バラバラの情報源より独立に発信されているのであるから、恣意的なコントロール下に置かれる可能性も少ない。
ただし、これらネット上の情報は「テレビ」のように一方的に目や耳に入ってくるものではなく、「自ら」求めて探さなければ得られない情報である。もっともこれは、Yahooやgoogleのような「サーチエンジン」という道具を使えば、何のことは無い操作なのであるが、それを「求める」人とそうでない人の間には、大きなギャップが出てくると思う。
ともあれ、個人が発信する情報の重要性が飛躍的に大きくなっていることは、紛れも無い事実である。以前の記事(MasaGon日記|メディアの大革命)でも述べたが、既存の「マスコミ」が現在ほどの価値を持たなくなる日も、そう遠くないかもしれない。
そんな中での、ライブドアによる「パブリック・ジャーナリスト募集」は素晴らしい試みであると思う。果たしてMasaGonに勤まるのか? それはやってみなければわからない。しかしこれまでブログでトレーニングした文章力を、実践で試すチャンスかもしれない。
うまく行かなければそれまでのこと。何のリスクも無い。しかもジャーナリスト研修も受けられるとなれば、やらない手はないであろう。ということで、皆さんの周りに「面白いこと」「興味深いこと」「驚いたこと」「妙に納得したこと」などがあれば、是非MasaGonまでご一報頂きたい。全てに返答できるかどうかは分からないが、どんなつまらないと思われる情報も歓迎する。
先日の社長日記では、以下のような意見が書かれていた。(社長日記|デパートでアフィリエイト)
メジャーリーグに参入?最近(特にスポーツ)新聞記者の妄想が激しい気がする・・。胸先三寸でいくらでも記事を膨らませることができるんだよなあ。。そういう意味でもこのblogは大事。誰にも邪魔されず自分の言葉で書ける唯一の場。これからますます重要になっていくと思われる。逆に言うと、偏向報道によって、これまで潰されてきた人たちがどれだけいただろうか、と感じる。役人の裁量範囲も、記者の裁量範囲もかなり多いことを知っておいて欲しいし、もっとblogによってネットの個人発信が認知されて、その裁量範囲が無くなることを期待したい。
私も同感である。日本人はあまりにもマスコミの情報を信用しすぎているきらいがあるように思う。先進国にせよ、独裁国家にせよ、マスコミは今も昔も少なからず情報操作の道具であることには変わりない。私が言いたいのは、国家権力がうんぬんという話ではない。人がある意図を持って、マス(大衆)に向けて情報を発すれば、その行為自体が「情報操作」に他ならない。即ちMasaGon日記も「情報操作」である。(影響力がいかほどのものかは別として...(笑))
人は誰でも、自分の意見というものを持つ動物であるから、その意見を多くの人間に認めてもらい、受け入れて行動してもらいたいと思うのは当然の欲求であろう。だから「情報操作」自体が問題なのではなく、その「情報操作」を行える媒体が、これまで極めて限られていたという事が問題の本質だったのではないだろうか。
限られた媒体というのは、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ等のいわゆる「マスコミ」と呼ばれている従来の媒体である。日本ではいずれも寡占に近い状態であり、なおかつたいてい系列会社が全てのメディアを持っているから、さぞかし世論のコントロールは容易であったことであろう。
しかし、まず第一にインターネットの出現によりその構造が大きく変わり、そして今年になって「ブロードバンド」と「ブログ」の普及に伴い、その変化の流れは急加速しているように思われる。MasaGonがこうやって好き勝手な主張を発信しているのと、ロイターや共同通信がネット媒体に情報を流しているのには何の違いも無い。確かに読者の数は違うかもしれないが、読む側の立場としては、PCを起動してインターネットブラウザを開き、URLを入力するという操作になんら変わりない。対して、MasaGonがテレビや雑誌で好きな時間に好きなだけ、好き勝手な主張を展開することは不可能である。
質の高い情報も、質の低い情報も含めて膨大な情報がネット上に溢れている。このような情報の氾濫を憂う人もいるようであるが、MasaGonは大歓迎である。母数が大きいからこそ、その中に真に有益な情報が含まれている可能性が高いのである。もちろん多くの情報の中から必要な情報を引き出し、それらの真偽を判断する能力は求められる。しかし、真偽を判断するための材料も膨大にあるのである。そしてそれらの情報はそれぞれ点々バラバラの情報源より独立に発信されているのであるから、恣意的なコントロール下に置かれる可能性も少ない。
ただし、これらネット上の情報は「テレビ」のように一方的に目や耳に入ってくるものではなく、「自ら」求めて探さなければ得られない情報である。もっともこれは、Yahooやgoogleのような「サーチエンジン」という道具を使えば、何のことは無い操作なのであるが、それを「求める」人とそうでない人の間には、大きなギャップが出てくると思う。
ともあれ、個人が発信する情報の重要性が飛躍的に大きくなっていることは、紛れも無い事実である。以前の記事(MasaGon日記|メディアの大革命)でも述べたが、既存の「マスコミ」が現在ほどの価値を持たなくなる日も、そう遠くないかもしれない。
そんな中での、ライブドアによる「パブリック・ジャーナリスト募集」は素晴らしい試みであると思う。果たしてMasaGonに勤まるのか? それはやってみなければわからない。しかしこれまでブログでトレーニングした文章力を、実践で試すチャンスかもしれない。
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1. 香田証生の殺害 [ Richstyles! ] 2004年12月27日 00:58
なぜイラク戦争は反対か。日頃は漠然とした思いからそれほど深く掘り下げていないが、死に直面して初めて命の重みと一瞬にして奪われる軽さを知る。香田証生の死は空しく思う。しかし、イラクに行かねばならぬ事情もなく犬死とも言える。ただ、新聞を読む限りは理性で割り切
2. ジャーナリスト研修レポート [ MasaGon日記 ] 2005年01月20日 06:56
以前の記事(MasaGon日記|パブリック・ジャーナリスト応募)でご報告したように、MasaGonはLivedoorが募集している市民記者(パブリック・ジャーナリスト)に応募した。
Livedoorにパブリック・ジャーナリストとして登録され、ニュース記事を投稿出来るようになるために.
3. ライブドアPJニュースが反論! [ 仮想的現実な日々 ] 2005年03月25日 18:26
私はライブドア パブリック・ジャーナリストとして時折ライブドアニュースに記事を寄稿している。
それゆえ、他人事ではない記事を紹介する。
-以下、ライブドア・PJニュースより-----------------
『言論江湖』「ブログ時評」という論理破たん(上)【東京都